【書評】今の時代を生きるすべての人へ:『次の時代を、先に生きる。』
こんにちは。
髙坂勝『次の時代を、先に生きる。 まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ』を読みました。
暮らしや働き方や人生を「Re」していこう!
これまでの時代に「当たり前」とされていた「成長しなければ」「稼がなければ」「消費しなければ」……の呪縛から今こそ解き放たれるとき。
これまでの時代の生き方を考え直して、次の時代の生き方を創るための一冊。
とにかく、読んでください。はやく!
「仕事がつらいからやめたいけど、どうやって生活したら……」
「フリーターだから、この先の未来に夢も希望も持てない」
「将来や老後が不安で不安でたまらない」
「日本はこれからどうなるんだろう……?」
「買っても買っても満たされない、ガラクタばかり増えていく」
「上手く言えないけれど、今の社会の在り方に不自然さを感じる」
そんな方は、ぜひ、読んで。
このブログを読んでいる時間があったら、この本を読んでください!(笑)
「(笑)」とつけましたが、結構本気です。
もう気づいたほうがいい。そろそろ勘づいたほうがいい。
経済成長などできない、と。経済成長など必要ない、と。
経済成長を目指すからすべての不幸が生まれている、と。(中略)
だから、もう、そろそろ、次の時代を先に生きてしまえ、それが幸せへの近道だ。
(髙坂勝『次の時代を、先に生きる。』
今の時代に、閉塞感を感じている人。
これを読んで、「次の時代」の生き方を考えましょう。
今の時代は生きにくいなと、わたしも感じています。
他の時代を生きたことがないので比較はできません。なので「それでも昔よりは今の方がいい」とも「いや昔の方がよかった」とも言えません。今以外を知らないから。
それでも「今って生きにくいよね!」と言うことはできます。
自殺したり(考えたり)、うつ病になってしまったり、鬱々とした気持ちで毎日を過ごしていたり。そういう人が大量発生している時代は、お世辞にも「生きやすい」なんて言えないからです。
便利な時代ではあります。
一応平等っぽい時代ではあります。
とりあえず平和な時代ではあります。
なのに、もやもやとした生きにくさは何なのでしょう。
どうして幸せになれないのでしょう。
他人と自分を比べてしまうから。
現状に満足せず「もっともっと!」と求めてしまうから。
ゆえにいつまでたっても「今の自分」に「いいね!」って言えないから。
時代や社会が、「もっともっと!」と言います。だから自分も「これじゃだめだ」「もっと〇〇じゃないと」と思ってしまいます。自分にも他人にも厳しすぎるのだと思います。人間はそんなに完璧ではありません。いつか死にますし。そんな人間が作った社会だって、だから、完璧なものじゃありません。でも完璧や上を求めるから、おかしなことになってしまっているのではないでしょうか。
駄目なところのある自分にも「いいね!」って言えるように。
完璧ではないあなたにも「いいね!」って言えるように。
周囲から見たら「?」な生き方かもしれなくても「自分はこれでいい、これが幸せ!」って胸を張れるように。
そんな風に生きていけたら、幸せになれるのではないかと思います。
『次の時代を、先に生きる。』は、幸せにこれからの時代を生きていくためのヒントをくれます。
読んで、自分で考えて。
そして自分が幸せだと思える、生き方を探っていきませんか。
▼こちらも合わせてぜひ。
▼前にこちらの記事でもちょろっと紹介しました。
・現在の社会に「生きにくさ」「息苦しさ」を感じている人
・でもどうすればいいのかわからない!と悶々としている人
・そろそろ「頑張る」のをやめて楽しく生きたい人
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