ほんのりな日和

心身ともに健康で楽しくほんのりと生きられる方法を考えます

同棲やルームシェアは「期限」を決めた方が上手くいくのではないか

 

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こんにちは。

 

同棲やルームシェアは、最初に期限を決めておいた方がうまくいくのではないでしょうか。

「うまくいっている状態」というのは、お互いの関係が良好であり、共同生活がお互いにとって精神的な負担になっていない状態であると思います。

 

そんな「うまくいっている状態」をキープさせるための方法のひとつとして、「最初に共同生活の期限(期間)を定めておく」のが有効なのではないかと、約1年ルームシェアをしていて思いました。

 

 

いつまで続くかわからない生活にそわそわ

 

わたしは特に「いつまで」などという期限は設けずに、ルームシェアをはじめました。特に大きな喧嘩などはしたことがなく、共同生活自体は比較的穏やかです。

が、しかし。

半年ほど経ったころでしょうか。「この生活、いつまで続くんだろう?」と、ふと考えてしまったんです。

 

もしもこれが「結婚を前提とした同棲」であったなら、「結婚する」か「お別れする」まで同棲生活が続くのでしょう。

あるいはこれが「学生時代のルームシェア」であったなら、学校を卒業するまでルームシェアを続けるのでしょう。

 

ですがわたし(達)の場合、特に何も前提としていないルームシェアです。

「卒業したら」「結婚したら」「別れたら」のような、共同生活を終了させる明確なポイントがありません。しいて言うなら「どちらかがこの生活をやめたいと思ったら」ということになるのでしょうか。

 

終了のポイントが明確ではないことは、はじめる前からわかっていたことです。むしろ望んでそうした部分もあります。ですが実際にスタートしてみて、すこし生活に慣れてきて、予想以上にこれが「精神衛生上良くない」ことに気づいたんです。

 

何も前提としていないし、期限もない。

ですから、どちらかがふと「あ、この生活そろそろやめたいな。飽きたし」なんて思ったら、その時点で終了なんですよ。大喧嘩や仲たがいなどをしなくても。

 

生活を共にしていない知人や友人であれば、それでも良いんです。「なんとなくこのひとと合わなくなってきたから、疎遠になろう」でも全然良いんです。で、わたしはこれをルームシェアにも当てはめて考えてしまっていたんですね、最初。でもそれは間違いでした。

だって、どちらかの気まぐれで、現在の生活が終了する可能性があるんです。

わたしが「まだこの家に住んでいたいな」と思っても、相手が「引っ越したい」と言い出したら、そうもいかなくなるわけです。もちろん逆もしかり。

(※相手が引っ越してもひとりで現在の家に住み続けるというのは、経済的にどちらも厳しいです。またルームシェア用に借りた家なのでひとりで暮らすには広すぎます)

 

「現在の生活が急に終了してしまう可能性がある」という実感は、正直、とても精神に良くないです! 生活していてもなんだか落ち着かなくて、自分の家なのに自分の家ではないみたいな(賃貸なので自分の家ではそもそもないですが)、そわそわするような。

 

ちなみに半年経過したあたりから感じていたこのそわそわ、最近なくなったんです。

相手が「やっぱり一人暮らししたい。今すぐという話ではないけれど」と言い出したことをきっかけに。

「具体的にいつごろ?」「このあたりの季節かな?」「そのタイミングはちょっと良くないので、わたしはそれより前に引っ越します」「わかりました」みたいな会話を経て、おおよその引っ越し時期(=ルームシェア終了時期)が決定しました。

 

そして、終了のタイミングが決まったら、そわそわ感は不思議となくなっていました。

相手から突然「やっぱり一人暮らししたい」と言われたときは、さすがにちょっとショックではありました。ですがそれまでよりは精神的に安定したのです。きっと宙に浮いた状態から解放されたからでしょう。

 

 

期限が決まっていた方が相手に対して寛大になれる(当人比)

 

いくら仲が良かったとしても、今まで別々に生きて暮らしてきた相手なので、共同生活をするようになれば気になる部分が色々出てくるのは仕方がないことだと思います。

生活のリズムとかお皿の洗い方とか、洗濯やお掃除の頻度とか。

とはいえこちらのやり方を相手に押し付けるのは違うので、一瞬「ん?」と思うことも妥協できるところは妥協するようにして、どうしても「これは無理! 我慢したらそのうち爆発する!」と思うことだけ、相手に言うようにしていました。

 

それでもやはり、一人暮らしのときや実家暮らしのときとは勝手が違うので、ストレスはたまりました。

いつまで続く生活なのかわからない(もしかしたら長く続くかもしれない)から余計に、「あまり妥協したくない、けれど相手にもこちらのやり方を強要したくない」と思って、「あああー!!」ってなっていたんだと思います。

 

「あああー!!」ってならなくなったのは、やっぱり終了のタイミングが決まった後。

少し気になることがあっても「でもあと○ヶ月だし」「気になるけれど、ずっとじゃないし」と、それまでよりも色々なことを流せるようになりました。

 

 この生活があと数ヶ月しかないと思ったら、現在の生活がそれまでよりも愛しいものになりました。終わるまでに相手とももっと色々な話をしたいと思いましたし、より一層楽しく穏やかに暮らしたいという気持ちが強くなりました。相手のことを、もっと思いやって生活したいとも。

 

 

人間関係にも「期限」は大事だと知った

 

期限って、大事です。

 

同棲やルームシェアに限らず、色々なことに言えるのではないでしょうか。

「6時までに家に帰らないといけない」から、それまで目一杯遊ぶとか。老い先短い親の姿を見て、親孝行したい気持ちが強まったりとか。明日帰る予定になっているから今日行きたかった観光地を回っておこうとか。もうすぐ引っ越しだから、この街でまだ入ったことが無かったお店に入って見るとか。いつかは死んでしまうから、いまのうちにやりたいことをやっておこうとか。

 

 わたしは「前提」や「期限」のある人間関係が、今までは苦手でした。

(結婚を前提にしたお付き合いとか、クラス替えまでの友人とか)

 

けれど今回のことで、人間関係に関わることにも、期限を設けた方が色々と(精神的にも)スムーズなのではないかと思うようになったんです。

 

 

▼ ちなみに、この記事を書こうと思ったきっかけはこちらのブログ記事です。

philhardison.hatenablog.com

 

 「期限付き交際」は良いかもしれません。

「半年ごとに更新で、そのときに①更新して恋人関係を継続するか②別れるか③結婚するか、を話し合って決める」のようにすれば、「惰性で付き合っている」とか「別れを言い出しにくい」とか「なかなか結婚に踏み切れない」とか、そういうもやもやが解消されるような気がします。

(離婚率高いですし結婚も免許みたいに更新制にすればいいのに)

 

 

わたしは現在のルームシェア生活が終了したら一人暮らしをするつもりです。

いつかまた誰かと一緒に暮らすことになるのか、それはまだわかりません。もしも誰かと生活を共にする機会があったら、そのときは「期限」あるいはそれに準じる約束事を最初に決めてから生活をスタートさせたいと思っています。

 

 

 ▼わたしのルームシェアに関してはこちらの記事をどうぞ

honnori-life.hateblo.jp

 

 

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