ほんのりな日和

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【雑記】たった一年、されど一年。短期間でも一人暮らしをしておいて良かったと思うこと

 

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こんにちは。

わたしは昨年の3月から今年の2月まで、都内で一人暮らしをしていました。

 

これまでの人生において一人暮らしをしたのはこの一年間だけなのですが、短期間でも一人暮らしをしておいて良かったと思っています。

 

 

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一人暮らしをしておいて良かったと思うこと

 

先日こちらの記事にちらっと書いたように、現在は二人暮らしです。

honnori-life.hateblo.jp

 

上気記事で書いたように「若いうちに他人と一緒に暮らす経験をしておいた方が良い」と思っていますが、同時に「若いうちに一人暮らしの経験もしておいた方が良い」とも思っています。といいますが、「して良かった」と思っています。

 

一人暮らしをして良かったと思うことは、まとめるとこんなかんじになります。

 

 

(1)自分の面倒は自分でみなければならないのだと自覚した

(2)自分の「家族」を客観的に見られるようになった

(3)外出するようになった(※当人比)

(4)さほど「一人が好き」ではないらしいことに気づいた

(5)お料理が好きだと知った

 

 

個人の感想ですが、よろしければ読んでください。

 

 

(1)自分の面倒は自分でみなければならないのだと自覚した

 

一番大きかったのが、これです。

例えば公共料金の支払いだとか、家電が故障したときの対処だとか、事務手続きだとか……そういう細々としたことを、一人暮らしだと(当たり前ですが)すべて自分でやらなくてはいけません。

 

実家にいたころは、そういう「面倒なこと」は全て両親がやってくれていました。

けれど、一人暮らしになればそばに両親はいないのです。

 

それ以外にも、とにかく生活する上で必要になることはすべて自分でやらなくてはいけません。自分の面倒は自分でみなければならないのです。相談に乗ってもらうことはできても、最終的にやるのは自分です。

 

それまでどこか「他人事」のように感じていたことが、自分のこととして自覚できるようになりました。「なんだそんなこと」と思う方もいるかもしれませんが、それまでちっとも自立できていなかったわたしにとっては、とても大きなことだったのです。

 

 

 

(2)自分の「家族」を客観的に見られるようになった

 

何も問題がないわけではありませんが、基本的に家族仲は良好です。

なのでどうしても、べったりになりやすい。

物理的な距離ができることで、実家で暮らしていたころよりも「家族」という存在を、客観視できるようになったような気がします。

 

わたしは物心つくかつかないかのときに「わたしはお母さんとは違うの! 違う人間なの!」と言ってのけたくらいには我の強い人間なのですが、それでも両親の価値観や考え方、道徳観などには(良い意味でも悪い意味でも)すごく影響を受けていると思っています。

 

家族からすこし離れることによって、それまで「絶対にこれはタブーだ!」「こんなことをしてはいけない!」と盲目的に思いこんでいた諸々のことを、すこし手放すことができました。

家族以外の価値観に触れる機会が増えたこともあって、「あれ、いままでタブーだと思っていたことって、別にタブーではないのでは?」と徐々にかたい頭をほぐしていくことができたのです。

 

家族と仲が良い人こそ、「家族が好き! ずっと実家で暮らしたい!」と思っている人こそ、一度一人暮らしをしてみてほしいです。

 

ちなみに、離れても家族のことは好きですし、仲も良いですよ。

物理的な距離ができたことによって精神的にも良い距離感を保つことができるようになり、べったりしすぎない良好な関係を築くことができるようになったと思っています。

 

 

(3)外出するようになった(※当人比)

 

もともと引きこもり体質なので、何もなければ外に出ません。

が、一人暮らしだとお買い物や振り込み等々、お仕事をしていなかったとしても外出しなければならない事態(?)が実家にいたころよりも頻繁に発生します。

 

家にいるのはやっぱり好きなのですが、短時間でも外に出た方が気分が良くなることに気づいたので、今では意識的に(用事がなくても)外に出るようにしています。

 

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(4)さほど「一人が好き」ではないらしいことに気づいた

 

読書や執筆、お裁縫やお菓子作り等、ひとりでできる趣味が多いです。

書店や美術館などには、基本的にひとりで行くのが好きです。

学生の頃は「一緒にトイレ行こうよー」が嫌でした(笑)

 

なので「わたしはひとりが好きなんだ」とずっと思っていたのですが、一人暮らしをしてみて「どうやらそうでもないらしい」ということに気づいたのです。

 

ひとりでする趣味が多いことに変わりはありません。ひとりで出かけたりするのも相変わらず好きです。単独行動を基本的には愛しています。

ですが、「ずっとひとりでいる」は嫌なのです。

 

わたしが「ひとりが好き」でいられたのは、「(家に家族がいて)本当の意味で『ひとり』ではなかった」からなのではないかと思います。

 

なので今、二人暮らしになってとても楽しいです。そして、再び「ひとりの時間」が愛おしいと感じられるようになりました。

ひとり時間は好きだけれど、「暮らす」のは誰かと一緒の方が好きらしいということに気づくことができました。

 

 

(5)お料理が好きだと知った

 

実家にいたころは、ときどき趣味でケーキを焼いたりするくらいで、お料理は一切しませんでした。

母が料理上手だったので、「母がつくるごはんが美味しいから、わたしは作らなくていいや(自分でつくった方が美味しくないし)」と思っていたのです。

 

一人暮らしになって、はじめて自分でごはんをつくるようになりました。

スーパーで一人でお買い物をしたことも、それまでは数える程度しかなかったので、最初は野菜の適正価格がわからなくて困惑しました(笑)

 

そしてしばらく自炊をしていて気づいたのです。

「あれ、わたしお料理好きみたい!」ということに。

 

実家にずっといたら、もしかしたら今でもお料理はしていなかったかもしれません。

意外とお料理が好きだということにも気づけなかったでしょう。

「好きなこと」がひとつ増えたので、とても良かったと思っています。現在の二人暮らし生活でも活かされていますしね。

 

 

おまけ:いつ一人暮らしになるかわからない

 

現在は二人暮らしですが、いつかまた一人で暮らす機会が訪れる可能性だってあります。

これはわたしに限ったことではなくて、誰でもそうだと思います。

実家で暮らしていても、両親が亡くなってしまったら一人暮らしになるでしょう。また結婚をしていたとしても、配偶者に先立たれたらやっぱり一人暮らしになります(子どもがいない場合もありますし、いても一緒に暮らせない場合もあります)。

 

それを考えると、最初にも書きましたが、「他人と暮らす経験をしておいた方が良い」のと同様に「ひとりで暮らす経験をしておいた方が良い」と思うんです。

 

ざっくりとしたまとめですが、結局は「色々な暮らし方を経験しておくことが大事」ということなのかなと思います。

 

 

 

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